こんにちは!
ぱそきいろです(https://twitter.com/takacpu55)
前回,就活体験記のどんな流れで通信業界を選んだかを書きました.
今回は,実際にどのような動きをしたかについて書いていきたいと思います.
「長いわっ!」って人は,最後のポイントだけでも読んでみてください.
流れ
2018年5月
修士1年生になってそろそろ就活しないとなぁと思い出すも,web系メガベンチャーのサマーインターンに申し込むも両方落ちる.
この時期は,自力でサービスを作れる人,起業した人など,即戦力が大手インターンに受かる様子.
自分もプログラミングに自信があったが,ポートフォリオが無かったため,そこが痛かった気がする.(といっても表に出せるものはあまり作っていなかったのだが...)
2018年6月
地方通信会社のインターンに合格する.
研究室の先輩の紹介で,通信会社のインターンに申し込み,合格することができました.
あまり深く考えずに,雰囲気知れたらいいや,くらいの感覚で申し込んだのですが,最終的にここか,内定先で迷うことになるくらい,行きたい会社でした.
最終的に,規模や福利厚生で辞退したのですが,通信の研究室,先輩が働いているという点から,インターンに合格できたのかなと思います.
2018年7月
エンカレッジでメンターを付けてもらうも,イマイチだったので行かなくなる.
私が通ってる大学ではエンカレッジという団体が就職支援をしています.
この団体,大学生の就職を幅広く支援しており,グループディスカッションやESを添削してくれたりと,割と手厚い支援をしてくれます.
ただ,幅広いがゆえに,私が行きたかったIT業界,通信業界に疎い印象を受けました.
文系大学生や,まだ行きたい業界が決まってない人ならちょうど良いかもしれないですが,私のように行きたい業界が決まってる人にとってはイマイチなサービスだと思いました.
ちなみに,同じような理由で,マイナビやリクナビも登録したものの,一度も利用せずに就活が終わりました.
2018年8月
地方通信会社でインターン
6月に受かったインターンを5日間してきました.
内容は,「通信会社の新規事業を考えろ」というグループワークでした.
レベルはイマイチだったのですが,テーマに現れるように,やはり通信会社はこれから,「通信網を使っていかに新しいものやサービスを作っていくか」という流れになりそうだと考えました.
後は,グループワークの間にある,施設見学が楽しかったです.
具体的には,通信を監視するデータセンターや,災害時などのバックアップ施設を見学させてもらいました.
(インターン生に普通に見せていたけど,産業スパイとか紛れてたらどうするんやろ,とか勝手に思ってたりしました笑)
2018年9月
サポーターズの 1 on 1に参加する
上で,マイナビに登録しなかったと言ったのですが,エンジニア専門の就職サイト,「サポーターズ」は登録してました.
(僕も先輩に紹介されるまで,エンジニアに特化したサービスがあると知らなかったです.)
主にweb系ベンチャーが多いのですが,お金を貰いながら就活出来るのでオススメです.
(もし登録したいという人がいたらメッセージください.もしかしたら,紹介経由でamazonギフト券もらえるかもしれません.)
このサポーターズのサービスで目玉的位置付けの1on1面談にこの時期行きました.
これは企業の人と1日で10社くらい面接できて,特別先行やインターンを紹介してもらえるというものです.
もちろん誰でも行けるわけでわなく,ある程度技術力の保証がないといけないのですが,情報系の大学院,先輩の紹介ということもあって参加させていただきました.
結果としては,選考に進んだり,インターンに行かせてもらえたり,(そこそこの額のamazonギフト券をもらえたり笑)と美味しいことがいっぱいありました.
疲れましたが,技術力に自信があり,興味がある人は参加してみると良いと思います.
2018年10月
地方通信会社,web系ベンチャーでメンターを付けてもらえる
8月に行った通信会社,9月に行った1 on 1面談で知ったweb系ベンチャーでメンター(リクルーター)を付けてもらいました.
結局どちらも最終的には辞退したのですが,通信会社のメンターには,業界のことを詳しく教えてもらい,ベンチャーのメンターには自己分析などを手伝ってもらいました.
結果論でしかないのですが,この体制はとても良かったと思います.
特に,自己分析は自分一人でやるには辛いし,友達に手伝ってもらうには恥ずかしい.このような中で,手伝ってくれる行きたい業界の先輩がいるというのは精神的にもとても楽でした.
2018年12月
大手通信会社(内定先)でハッカソン
これは以前参加したハッカソンから誘われて出ました.
この段階ではただただハッカソンに出ることが目的だったのですが,最終的にはここからの内定を受けることにしました.(これが初接触でした.)
内容は通信は全く関係ないのですが,ここで感じた雰囲気が好きだったのでこれ以降の選考を進むことに決めました.
ハッカソンってなに?って人は以下の記事も読んでみてください.
2019年1月
Web系ベンチャーでインターン
大手メーカーでハッカソン
大手通信会社(内定先)との面談&施設見学
まずは,メンターについてもらっていたベンチャー会社のインターンに一週間行きました.やったことは出された課題を解き,社員さんにFBを貰う,というのを繰り返すというものです.web系ベンチャーだったので,プログラミングの基礎から始まり,ホームページを作る,サーバーを建てるということがメインでした.社員さんからは,「今までで一番課題が進んだ」と言ってくれましたが,自分的にはもう少しできたかなと思います...
ベンチャー企業ということもあって,和気藹々とした雰囲気で風通しが良いなと感じました.
次に大手メーカーでハッカソンをしました.
内容は,その会社が作った最新の技術を使って新しいサービスを作るというものでした.本当に最新ということで,外部に出さないように誓約書を書かされているので詳しくは書けないです笑
ただ,メーカーということで,お堅い感じがしたというか,ベンチャーと全然雰囲気が違うなと感じました.(マッチングサービスみたいなものを作ったのですが,全くウケず,イマイチな反応をされました...笑)
最後に通信会社(内定先)との面談を複数回,施設見学をしました.内容は夏のインターンで地方の通信会社でやったものと似てましたが,規模感が違うなという感じでした.雰囲気はベンチャーとメーカーの間という感じで,堅過ぎず,緩すぎずという感じでした.
2019年2月〜3月
面接ラッシュ
私が面接を受けたのは主に3社で,内訳は大手通信会社が2社と夏にインターンに行った地方通信会社1社です.大手通信会社は,研究室の先輩が内定を頂き,その紹介枠があるということで受けました.ベンチャー企業とメーカーは雰囲気が合わずに辞退しました.
大手通信会社(内定先)は同じ大学の先輩社員と何度も面談しました.その後,役員面接を一度したのち内定を頂きました.おそらく,同じ大学の先輩社員に研究内容や,志望動機を詳しく聞かれていたのでそれが内定の判断材料になっていたのだと思います.
大手通信会社(研究室の先輩からの紹介)は,webテストが2回,Skype面接が1回,対面面接が1回で内定が出ました.webテストではプログラミングが出たので,ここである程度絞られたのかなと思います.ただ,Skype面接も対面面接も1対1だったので,こんなんで内定出して大丈夫かなと思いました.
地方通信会社は,面接を2回で内定が出ました.こちらはインターンに行っていたので,人事の方とも顔見知りであるということであまり緊張せずに挑むことができました.メンターに色々とやりたい事や疑問を話していたため,それらが判断材料になっているのかなと思います.
どの面接でも聞かれることは基本的なことばかりで,よく就活対策で出てくるような意地悪な質問は出ませんでした.
共通しているのは,基本的な受け答えが出来るか,研究をきちんとしてるか,何をやりたいか,を見られていたかなと思います.
ポイント
以上が私の就活の流れでした.
これから就活だという人のために,いくつかポイントをまとめておきたいと思います.
- 早めに動き出して業界,会社の規模を決めておく
- メンター,リクルーターを付けてもらえたら内定はあと一歩
- 研究内容,会社に入ってやりたい事をまとめておく
業界や会社の規模で雰囲気は全然変わってきます.また,メンターを学生につけるということは,会社にコストがかかります.全く内定を出すことを考えていない会社はそんなことをしないですよね.メンターや面接で話す内容は大体「研究内容」,「やりたいこと」です.これらをまとめておくと質問にすらすら答える事が出来るので絶対にしておくべきだと思います.
まとめ
とても長くなりましたが就活体験記を書きました.
半年ちょっと就活をしたのですが,全体的には楽しかったのではないかなと思います.
あとは研究をまとめて卒業し,働くのを楽しみにしています.
何か質問などありましたら,メッセージください!
以上,ありがとうございました.