こんにちは、ぱそきいろです。
最近AmazonプライムビデオにM1グランプリ2019が追加されましたねー
ミルクボーイが圧倒的に面白かったのは文句なかったのですが、和牛が決勝に行かずぺこぱが選ばれてたのはどうか、ニューヨークもうちょっと面白かったのでは、など若干審査どうなのという気がしました。
(もちろん、現場の雰囲気があったと思いますし、あくまで素人の意見です。)
そこで少し調べてみるとこんな記事を見つけました。
この記事をまとめると、
「最終の順位が松本人志が付けた順位と一致する。彼の評価能力は凄い」
といった内容です。
しかし、記事では
「松本人志は、ニューヨークとかまいたちに14点差を付けた。瞬時にこの差をつけるのは凄い。」
という内容もあります。
これだけをみると、
「松本人志の順位が最終の順位に反映されたのでは?」
という気もします。
全体的に審査員の点数にどのような傾向があるのか見ていきたいと思います。
点数一覧
まずは、点数一覧から。
こちらのnoteを参考にさせていただきます。
これを見ると、松本人志が点数の最大-最小の差が一番大きいことがわかります。
これでは、松本人志の得点が最終順位に大きく影響します。
そこで、点数から「それぞれのコンビを何位にランキングしているか」で評価してみようと思います。
それぞれの順位
点数から順位に変換します。
ここで順位の総和でソートしてみます。
最終結果とは4位と5位が入れ替わっただけで他の順位はそのままです。
こう見ると確かにある程度全員の意見は一致しているように思えます。
次に一人ずつの相関関係をみていきます。
スピアマンの順位相関
順位に相関関係があるかを調べるためにスピアマンの順位相関を使います。
こちらが分かりやすかったです。
このような式で順位相関を求めることができます。
相関係数をさらに簡単にした印象を持ちました。
これに従って、順位相関を求めていきます。
全審査員の結果を可視化
コードはこちらに置いておきます。
順位相関係数を求めているところは以下です。
愚直に上の式を計算するようにしています。
結果をヒートマップに可視化します。
いくつか特徴がありますね。
- 立川志らくとナイツ塙の相関係数が最も高い(どちらも関東芸人だから?)
- 立川志らく&ナイツ塙と上沼恵美子&中川家礼二の相関係数が低い(関東芸人VS関西芸人?)
- 松本人志、サンド富澤とその他のメンバーとの相関係数はそれなりに高い
- オール巨人とその他のその他のメンバーとの相関係数はそれなりに低い
うーん、これを見る限りでは、「松本人志が〜」というより、関東芸人と関西芸人との差が大きい気がします。。。
審査員同士の順位相関でこのような結果となったので、松本人志の審査は他の審査員と大きく離れてはないということになります。
結論としては、「松本人志の審査結果が最終結果に大きな影響を与えたが、彼の審査はその他の審査員と大きく外れてない」ということになります。