ぱそきいろのIT日記

ぱそきいろがITに関する記事を書いていきます。

令和3年度春期応用情報技術者試験午後問題の解説 2

こんにちは、ぱそきいろです。

令和3年度春期の応用情報技術者試験午後問題の解説をします。

以下の続きです。

www.takacpu55.xyz

技術系のところを解説します。

(今回は問4)

問題は以下にあります。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2021、令和3年4月)

「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」

問4 IoT技術を活用した駐車場管理システム

設問1

a. ア b. イ

LPWAは遅い代わりに長距離を低消費電力で通信できる規格。

BLEは早いが短い距離を低消費電力で通信できる規格。

設問2

(1)266.7ビット/秒

問題文より一回の通信量は2000バイト。

これをビットに直すと

2000バイト×8=16000ビット。

1分以内に送るために必要な秒速は

16000/60=266.7ビット/秒。

(2)プランC

一回の通信量2000バイト×一日の最大通信回数30回×30日

=1800Kバイト

これを満たすにはプランCしかない

設問3

(1)オ

端末P 1台あたりに必要な通信帯域は設問2(1)より266.7ビット/秒

全国で20万台設置予定なので端末P全体で必要な通信帯域は

266.7ビット/秒×20万台=27.67Mビット/秒

スマートフォン1台あたりに必要な通信帯域は問題文より64kビット/秒

最大1000台のアクセスを想定しているのでスマートフォン全体で必要な通信帯域は

64kビット/秒×1000台=64Mビット/秒

上記2つを合わせると

27.67Mビット/秒+64Mビット/秒=91.67Mビット/秒

これを満たす最低限の通信帯域は117.4Mビット/秒

(2)21.9Tバイト

2000バイト×30回/日×365日×5年=21.9Tバイト

桁数だけ注意すれば問題ない

設問4

(1)月間の最大データ通信量

これを超えると通信できなくなるため。

(2)MQTTS

問題文より暗号化してあるデータ送信方式はHTTPSとMQTTS。

通信量が少ないのはMQTTS。

まとめ

とりあえず問4まで解いたのですが、ここで力尽きました笑

続きも需要があれば載せていきたいと思います。