ぱそきいろのIT日記

ぱそきいろがITに関する記事を書いていきます。

翻訳家はGoogle翻訳によって駆逐されるのか

こんばんは、ぱそきいろです。

最近翻訳家の知り合いが出来て、仕事について話してました。

先入観で「Google翻訳やDeepLがあるから先がないだろう」と思っていたのですが、意外と面白いなと思ったので記録として残しておきたいと思います。

翻訳家の仕事とは?

Google検索で一番上に出てきたページには翻訳家も以下の3種類に分かれるみたいです。

(1)文芸翻訳

(2)実務翻訳

(3)映像翻訳

翻訳家ってどんな仕事?仕事内容や働き方、翻訳家になるために必要なスキルを解説!

文芸翻訳は本を翻訳する仕事、実務翻訳はビジネスで必要な翻訳をする仕事、映像翻訳は映画やドラマの脚本や字幕を翻訳する仕事みたいです。

翻訳サービス

今時翻訳してくれるサービスはいくらでもありますね。

言わずと知れたGoogle翻訳

translate.google.co.jp

一時期話題になったDeepL

www.deepl.com

話し言葉を変換してくれるポケトーク

pocketalk.jp

これだけあったら翻訳家は不要という気もしてきます。

しかし翻訳家の友達の意見は違うようです。

翻訳家の考え

友達の翻訳家は以下のように言ってました。

・翻訳の仕事が少なくなるとしても完全に無くなることはない。

・文芸翻訳と映像翻訳は世界観を分かった上で翻訳する必要がある。

 ・例えば「I」を訳すときに「私」にするか「僕」にするかで物語の印象が変わる

 ・同じことは語尾にも言える。

 ・というか文章全体に言える。

 ・ここまで考慮した上で翻訳できるようになるにはまだしばらくかかるのではないか。

・実務翻訳も機密情報をGoogle翻訳にかけることは出来ない。

 ・例えば国同士の会合の内容をGoogleのサーバに送ることはありえない。

 ・一般企業同士にしても同じことが言える。

 ・各国が独自のAIを持つ、または各企業が独自のAIを持つというのは考えにくい。

まとめ

確かに文芸翻訳と映像翻訳は少し考えればわかりますが、実務翻訳はなるほどなーと思いました。

そもそもGoogle翻訳の履歴は保存されてるのでしょうか…?

今のところは問題ない文章しか翻訳していないけど、少し認識を改めないとという気がしました。

また、「AIに仕事を奪われる」と言われていますが、翻訳の分野で仕事が無くならないとすればどの仕事でも人間が介入する余地があるのかなあなんて思いました。